ランニングコストや材料による体感温度の違いから暖房設備を考える

ヒートショックの予防のために暖房設備を入れる場合、温度設定によっては低温火傷のリスクやランニングコストが検討課題となることがあります。「暖かい床暖房」「寒くない床暖房」を比較して考えてみましょう。また、経年劣化に備えて、機器の交換ができるかどうかを考えておく必要があります。

全館床暖房の床下断熱材の施工

天然の無垢材と人工的な新建材とでは、材料による室内の空気感の違いがあることも考慮してみてください。冬季の台所やトイレ等の北側の部屋で、無垢材の敷居と、新建材のフロアーを触って比べてみると、同じ気温下でも体感温度が違うことがわかります。(ただし、無垢材に塗料が塗ってある場合は、新建材のフロアーと同じ冷たさに感じることもあるようです。)

新・バリアフリー15ヶ条 / 第2条【室内の環境】 / 第10条【洗面・脱衣室】 / 設計提案ポイント4【安心・安全性】 / 電気・設備工事 (熊本県O)

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ランニングコストや材料による体感温度の違いから暖房設備を考える」への1件のフィードバック

  1. 健康管理に欠かせない空調システムの選択における配慮事項、
    電気代、ガゾリン代などエネルギーコストの上昇が心配になってきています。
    設備機器のメンテナンスやランニングコストは、快適な住まいの維持管理上の重要なテーマと言えます。「設備機器に依存しすぎない住環境」の提案をしたいと思います。

    再生エネルギーとして普及が促進されている「太陽光発電」は、初期設置パネルの更新時期に入り、対応システムの脆弱なことが社会的な問題として顕在化してきています。
    正しい情報に基づいて、維持管理の負担の少ない選択をしたいものです。

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