住まい手と家の中を廻ることで見えてくる課題

まい手と一緒に家の中を廻り、普段の生活の動きを見せてもらうと、色々と新発見があるものです。たとえば、トイレのドアの開き勝手が進行方向と逆に開くため無駄な動きを強いられている、とか、洗濯物を干しに出るときにベランダとの床段差が高すぎて危険、などです。

このような主訴(住まい手が要望するもの)となる課題以外でも、潜在的なニーズ(住まい手が必要とするもの)である課題が住まいに潜んでいることはよくありますから、住まい手の日常生活全体を想像し、客観的な眼で暮らしの中に隠されている課題を抽出してみましょう。

頚椎損傷の方で、引き戸の手掛けが浅い「船底引手」で戸の開閉が楽ではないことに気づき、余っていたカーテンのタッセルを見つけて取り付けた例。簡単な工夫で解決する課題がある。

対話の心得・第4条【暮らしの観察】(神奈川県W)

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住まい手と家の中を廻ることで見えてくる課題」への2件のフィードバック

  1. 住み慣れた家の場合、無意識化した身体動作は事故でも起きない限り、不都合が生じていても気づきにくいものですね。
    普段の動作と生活環境の具体的な説明があると、イメージしやすくなると思います。
    住まい手と一緒に家の中を見て回わり、きになる場所では仏語彙がないか質問してみると良いと思います。尋ねると「あ、困ってたんです」はよくありますね。

    • 頚損の方で浅い船底引手が大変そうでしたのでどうにかしましょうか?
      その時にカーテンのタッセルが一ヶ所分余ってるのを見つけて取り付けました。
      開閉にとても便利だとの事でした、手首まで入るので引きやすいとの事です。

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