【設計提案ポイント1】将来への備え

住まい手の現在と将来を考えるために

  • 住まい手の家族構成が変わる、身体能力が低下するなどの将来の変化を想像し、住まいが暮らし方の変化に対応できるようにすると、住み慣れた場所で自分らしい生活を続けられる。
  • 介護保険の住宅改修制度だけではなく、その他の住環境整備に関する制度の枠を超えた提案も必要に応じて丁寧な説明のもとに行いたい。

■ 今は複数階を使って生活していても、高齢になって身体能力が低下したら同一階で日常生活が完結できるように考えておくなど、将来を見据えた提案をします。

■ 後々住みながら改修工事をするとなると、費用も生活への負担も大きくなります。手すりの下地を作っておくなど、改修への備えをしておくことで、その負担は軽減できます。

■ 手すりの下地設置や車いす利用など身体の変化等への対応策を予め施しておく場合、下地の設置位置や対応策の具体的な方法を図面や説明書により明示しておきます。


自宅のバリアフリー化を考える視点
将来の変化を見越したプランニング

バリアフリーリフォームには補助や助成制度の活用を


【第10条】⇐ ⇒【設計提案ポイント2】

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