【第4条】暮らしの観察

意識されていない課題を拾い出すために

住まい手が意識・認識していないけれども、暮らしの中に重要な課題が隠されていることがある。住まい手が口に出す言葉だけにとらわれず、暮らしぶりや生活パターンなどを観察する。

  • 住まいの中を一緒に廻ってみると、住まい手の暮らしの工夫に出会うことがあります。また、ヒアリングでは聞き出せなかった、住まい手自身が気づいていない課題やこだわり、有効に活用できるポイントなどを拾い出すことができます。
  • 困りごとが発生している時には、その解決だけに意識が集中しがちになりますが、住まい手のこだわりどころへの影響など、解決後の生活環境の質にも十分な配慮が必要です。入院している住まい手がいる場合は、病院と自宅の両方で動作確認を行いましょう。

住まい手と家の中を廻ることで見えてくる課題
転倒したのはどこ?
小便器まわりの観察


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