駐車スペースの活用を考える

万が一、家族の誰かが車椅子ユーザーになったときにも、楽に外出できるようにしたいものです。

車は必需品という方も多い車社会。駐車スペースを有効に活用することも考えたいところです。駐車場は、床面高さを一階床の高さと同じにでき来るか、幅は介助者の立ち位置も考えて3メートルを確保できるか、といった点を検討をしてみましょう。雨の日でも車椅子での外出を楽にするために、屋根の設置も考えてください。

車が置かれていない時なら、昼間は物干し場として使用したり、雨の日でも屋根があれば親しい仲間が集まってバーベキューを楽しめる場所として活用することもできます。

アプローチは駐車場と床の高さの差を考える

新・バリアフリー15ヶ条 / 第3条【アプローチ】 / 第12条【車いすスペース】 / 設計提案ポイント2【人とのつながり】 / プランニング (熊本県O)

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駐車スペースの活用を考える」への3件のフィードバック

  1. 1階の床と土間の高さの関係を決める前に、その住宅の立地、敷地の排水条件を確かめてください。
    周囲から水が集まってくるような場所なのか、丘の上で水はけの良い土地なのかによって、外構スロープでレベル調整をすることも含めて、家の中に水が侵入しないように上り框段差の提案をしたいものです。

  2. 全体にコンクリートで舗装しないでブロックを使い芝を植える準備をしてますが、車椅子での外出を考えて片方は舗装をしています。
    場合によっては車椅子のタイヤを洗うためのグレーチングの準備も

  3. 高齢になって免許を返納しひっそり暮らしていた方が、自宅のガレージを地域の人たちのたまり場として開かれた事例も出てきました。リタイアした同世代の人が集まるカフェからスタートしたところ、近所の子育て中の方や学校帰りに子供達も立ち寄ってくれて、多世代の交流の場になり地域に活気が出てきて嬉しいとのことでした。

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