立場の異なる複数の住まい手の存在に留意しましょう

費用の主たる担い手であるご本人のご要望が具体的であればあるほど、同居のご家族の存在を見逃してしまうことがあります。とりわけバリアフリー改修の場合、その特性として、ご本人の利便性だけを追求すると、ご本人以外のご家族にとっては不都合な改修となるケースが生じかねません。特にトイレや浴室など、プライバシーや生活サイクルに大きく関連する空間においては、同居のご家族の使い勝手にも考慮する必要があります。打合せの場に住まい手全員が立ち会うとは限りませんので、立場の異なる複数の住まい手の存在に留意し、その意向を汲み取ることを心がけましょう。

対話の心得・第1条【対話の機会づくり】(神奈川県W)

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立場の異なる複数の住まい手の存在に留意しましょう」への1件のフィードバック

  1. 一部の人だけに住まい方の要望を聞くと、他の関係者の思いとずれてしまって、結果として落ち着けない場を作り出すことになることもあります。

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