介助が必要になる生活を考えるならば寝室は腰窓にしておくと、ベッドの下の見せたくないものを外部から隠すことができます。腰窓にできないときにはガラスを上下二枚にして下の方を型硝子にすると良いでしょう。
避難を考えると出入りしやすい掃き出し窓があるといいですね。また、出窓は介助の時に物を置く場所やテレビの置き場としても活用できます。窓の取り方によっては、雨の日にもベッドの上で布団を干せる可能性がありますので検討します。ブラインドは日の入りの調整とプライバシーの保護ができます。
寝室のベッドより下の位置にセンサーライトをつけると、夜中にトイレなどに行くときに足元の明かりが確保できます。明るすぎないことも確認してください。ベッド上で身体を寝かせた時に照明が消える位置も確認しておきます。センサーライトは、停電時・災害時にも活用できるよう、取り外せるタイプがお薦めです。
新・バリアフリー15ヶ条 / 第8条【寝室】 / バリアフリーリフォーム(熊本県O)
向かって左側の押入れに、昼間の時間は介助者の奥様のベッドが収納できる様にとの依頼がありましたのでベッドを収納スペースに収まる大きさで手作りで造り、キャスターを付けて収納できます。
押入れの幅が少し足りませんので、ベッドの部分だけ脱衣所の方に広めて、脱衣所から腰を下ろすスペースにしています。建具は3枚引き戸です、洗面、洗濯場、二階階段室に行ける出口です。