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【16 階段の広さ、「3畳」で安全】
住宅の中で階段は事故多い場所だ。一般的に階段のスペースは平面にすると2畳ほどになることが多い。だがあと1畳の余裕を持たせるだけでも昇降しやすい安全なものとなる。

大別すると階段の形状は直階段と回り階段がある。直階段では踏み外した際に一気に下まで落ちてしまう危険があり、回り階段では段板の形状が三角形になるので踏み外しやすくなってしまう。どちらの場合でも途中に平らな踊り場があれば問題は解決する。1畳の余裕があればそれができる。一般的に階段の傾斜は45度ほどだが、この余裕があれば35度ほどと緩い傾斜になるように段数を増やすことも可能だ。

昇降時に利き手側に手すりを使用するとなると手すりは両側に付けたい。そのためには階段の幅を一般的な75センチ幅から、あと15センチほど広げておきたい。照明は2ヶ所設置する。昇降の際に足元に自分の影が出来ないように明るくするためだ。

階段の脇に2畳ほどの納戸を上下階の同じ位置に作っておき、将来のエレベータースペースにするというアイデアもある。

階段のリフォームはとても困難なもの。新築の際によく考えておきたい。

実務者会員 大瀧雅寛 (大滝建築事務所

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階段の広さ

 

 
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