目的
バリアフリー設計に携わっていても、設計に直接関わり合いのないことを知る機会には、なかなか恵まれないものです。高住会では「できなかったことができるようになるバリアフリー」に留まらず、「生活を楽しめるバリアフリー」提案ができる設計集団を目指しています。
体験や経験に基づく知恵・知識をバリアフリーの専門性に変えられるように、視覚、聴覚、肢体不自由など障害のある方を順次講師にお招きしてご自身の障害のこと、日常生活の様子やお仕事のことなど、気軽にお話いただくセミナーを企画しました。
障害のある方々は超高齢社会のいわば水先案内人。日ごろ疑問に思っていたことを質問したり、意見を交換しあえる参加型のセミナーです。今後の設計活動にいかせる新しい視点が、きっとみつかります。
概要
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日時: |
2013年 3月9日(土) 14:00〜17:00 (13:30開場)
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場所: |
東中野「テラハウス」 講義室(当日は掲示板でご確認を)
東京都中野区東中野4−2−3
地図はこちらです
JR中央線・JR総武線・都営地下鉄大江戸線「東中野駅」東口下車駅前
東京メトロ東西線「落合駅」下車徒歩10分
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講師: |
今村 登(イマムラ ノボル)氏
1964年 長野県飯田市出身。1988年順天堂大学体育学部を卒業後、日産スポーツプラザ(株)に入社。
1993年に不慮の事故にて頸髄を損傷し、以来電動車いすユーザーとなる。
職場復帰は叶わず、1997年に東京都江戸川区に建築された民間のバリアフリー賃貸マンションに入居。同年、有限会社を設立し舞台製作などの事業に従事。
1999年に3ヶ月間の渡米生活の後、旅行斡旋事業などを経て、2002年に江戸川区在住の仲間と「どのような障害があっても自分の住みたい地域で自立生活を送れるようにする事」を目指し、NPO法人自立生活センターSTEPえどがわを設立し、事務局長に就任。
現在、東京都及び江戸川区自立支援協議会委員、JIL常任委員、DPI日本会議事務局員、東北関東大震災障害者救援本部広報担当等を兼任。
障害者の自立生活運動を通じて見えてきた問題を切り口に、他の分野の問題点との共通点を見出し、他(多)分野の人々とのつながりを作っていく活動も手掛け始めている。
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定員: |
30名(先着受付)
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主催: |
特定非営利活動法人 高齢社会の住まいをつくる会
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参加費: |
一般 ¥3,000 (高住会会員/学生 ¥2,000)
当日支払
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お申込: |
下記ボタンからフォームでお申し込みください。 |
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FAXまたはEメールでのお申込みも受付けます。
チラシはこちらからダウンロードできます。(PDFファイル427KB) |