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【42 窓の工夫で狭い家も広く】
家の面積が広いことが必ずしも使いやすさにつながらない。程良い広さがどのくらいかは暮らし方や持ち物の量により異なる。ただ広い家は冬には寒いし、掃除も大変だ。逆に狭い家では移動も窮屈だし、せっかくの家具も置けないか、置いてもつまずくもととなる。

置く家具を減らすのが一番の解決策だが、そう簡単に減らせないのが現状だ。そこで同じ広さの部屋でも広く感じる作り方を考えてみる。まずは収納家具に注意したい。座ったときの目線より低い物にし、内部は見えないように扉を設けると良い。天井と壁の仕上げ材料を同じにし、床よりも明るい色で仕上げると圧迫感が薄まる。さらに天井と壁との境に取り付ける回り縁をやめると低い天井を高く感じさせる効果がある。

窓を天井から始めると室内が明るく広く感じることもできる。外へ出られる窓は開け放しができるようにし、外にデッキを設けて、そこを部屋の延長として使うと良い。外の景色を楽しむ窓の周囲の壁の仕上げ材料を内と外で同じにすれば、室内と室外の一体感が高まり、広がりを持たせることもできる。高齢期になり家の中で過ごす時間が長くなったとき、外を感じる住まいは楽しい。

実務者会員 中村陽子 (創作工房И)

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