人生100年時代の住まいの設計に携わる「作り手」の皆さま
「住まい手」との対話にお困りではありませんか?
高齢社会の住まいをつくる会(高住会)は、全国で活躍するバリアフリー設計の実務者の呼びかけで設立され、20周年を迎えました。設立10年の節目には、“段差のない、手すりの付いている家”という一般に根付いてしまったバリアフリー住宅のイメージを払拭すべく、「新・バリアフリー宣言」を行い、後に、自宅に住み続けるための考え方を取りまとめた「新・バリアフリー15ヶ条」を策定いたしました。
日本は既に超高齢社会に突入し、厚労省が推進する「地域包括ケアシステム」では住まいを取り囲む地域の医療や介護、予防と生活支援の連携の強化が図られ、一方で2019年の春には、国交省が「高齢期の健康で快適な暮らしのための住まいの改修ガイドライン」を作り、高齢期に備えた早めの住まいの改修を促してきました。
このような時代の流れの中で、住まいの作り手には、より一層に住まい手との丁寧な対話が求められています。
本シンポジウムでは、当会が導き出した「住まい手との対話の心得10ヶ条」のご紹介とともに、3つのリノベーションの事例を通じて対話のあり方を考え、学び合います。
オンラインでの開催ですので、地域の垣根を超えて、全国からの多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
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