目的 長年住み慣れた住まいに、これからも安心して住み続けられることを望んで実施するリフォームには、地震時に備えて建物の構造的強度を高める「耐震補強」を行うとともに、加齢による体力低下に備える「バリアフリー化」とを同時に視野に入れて、バランスの良い提案ができるように総合的なスキルが求められています。 内部の障壁をなるべく取り払い住人が動きやすくなる「バリアフリー化」は、建物の安定のため壁量を保ちたい「耐震補強」と、ある意味で相反する性能要求といえます。年を重ねても快適に住み続けることを望んでいる住み手の立場にたって、この相反する2つの性能要求にバランス良く取り組めるように、専門スキルを身に付けることを目指します。 概要 日時: 2008年6月14日(土) 18:00〜20:00 場所: 東中野「テラハウス」内 講義室 東京都中野区東中野4−2−3 地図はこちらです 対象者: 設計者、施工者など住環境整備に関わる人たち30名 参加費: 一般 ¥3,000 / 会員・学生 ¥2,000 お申込み、お問合せ: Eメール、またはFAXにて「高住会事務局」宛にお願いします。 Eメール info@kourei-sumai.com FAX番号 03-3996-5406 お申込みの際は「6/14セミナー希望」と明記の上、 ・お名前(フリガナ) ・ご連絡先(お電話番号、FAX番号またはEメールアドレス) ・ご所属先(住環境に関するお仕事の場合) ・会員、学生の方はその旨(割引き適用のため) を忘れずにご記入ください。 お申込み期限は原則として6月7日(土)までとします。定員になり次第締め切らせていただきますので、お早めにお申込み下さいますようお願い申し上げます。 また、お申込み後1週間を過ぎても事務局からの返信が届かない場合は、受付がされていない可能性がございますので、早急にご連絡下さい。 ★お知らせ(6/14)★ 本セミナーは無事に終了いたしました。ありがとうございました。 尚、当日配布した資料「東京都・木造戸建て住宅の耐震診断及び耐震改修助成制度(技術者派遣・補助)一覧」は東京都防災ホームページよりこちらのページを参考にまとめたものです。
セミナーの詳細 第1回スキルアップセミナー 「耐震補強とバリアフリー化 その1」 主催: 特定非営利活動法人 高齢社会の住まいをつくる会 日時: 2008年6月14日(土) 18:00〜20:00 講師: 菅原 好明 菅原一級建築士設計事務所 一級建築士、足立区登録耐震診断士 溝口 千恵子 (株)高齢者住環境研究所 代表取締役社長 NPO法人 高齢社会の住まいをつくる会 副理事長 一級建築士 内容: 「耐震補強工事の実情と基礎知識」(菅原) 具体的にどのように耐震補強工事が行われているのか実情を知り、事例をとおして耐震診断や補強に関する基本的な知識、施工上のポイントなどを学びます。 1. 耐震補強工事の実情 2. 耐震リフォーム事例 「安心して住み続けられる家づくりの課題」(溝口) 耐震リフォームの実情をふまえて、住人が年を重ねても住み続けられる適切な家づくりのために、どのように耐震補強と組み合わせてバリアフリーの住環境整備を計画すれば良いのか、私たちが直面する課題について考えます。