住宅改修について考えましょう!『住宅改修トラブル回避セミナー』
高齢社会の住まいをつくる会・てこネット 共催セミナー

住宅改修トラブル回避セミナー:
国民生活センターは、去る5月29日「介護が必要な高齢者のための住宅改修?
消費者相談からみた問題点と課題」を発表しました。介護保険制度がスタート
した2000年以降の、介護保険による住宅改修でトラブルが多発している実態と
その詳細を明らかにしています。私たちは、トラブル発生の原因を探り、賢く
住宅改修制度を活用していくための手立てを明らかにしようと今回のセミナー
を企画しました。福祉や住宅改修に関わる方はもとより、住環境にお悩みをお
持ちの方々に是非参加していただきたいと思います。
【日時】10月20日(日) 14:00〜16:30
【場所】高円寺地域区民センター(セシオン杉並)8・9・10集会室
(JR高円寺駅 徒歩15分、地下鉄丸の内線東高円寺駅 徒歩5分)
【参加費】資料代込みで1,000円
【講演内容】
1.多発する高齢者住宅改修のトラブルの実態、その原因・・・東畑弘子氏
元シルバー新報編集部、現環境新聞社月刊ケアマネジメント編集顧問
日経新聞で福祉用具紹介コラムを連載中
2.賢く住宅改修制度を活用するために・・・・溝口千恵子氏
株式会社・高齢者住環境研究所 代表取締役
「高齢社会の住まいをつくる会」理事
福祉住環境コーディネーター協会理事
東畑弘子(福祉ジャーナリスト)
1.前段として
介護保険を契機におこった現象、そして景気低迷
「20万円を呼び水にしたい」
2.国民生活センターの調査から
3.トラブルについて
内容 @契約・解約など手続きに関すること
A工事内容に関すること
4.悪徳事業者もいるのだろうが、私自身は経験していない。むしろ、介護保険
の制度では事業者・工務店とケアマネジャーとの連携のできていないとこ
ろに「不信感」「溝」「不備」が出てくるのではないだろうか。
経験のある大工さんだからといって要介護高齢者の住宅改修が上手いとは限
らない。実績は何の実績か、「勘違い」してはならない。利用者側の勘違い
も。そこをつなぐのがケアマネジャー。
5.家庭内事故調査から、そして、まとめ
住宅改修でできること、福祉用具でできること、介護力でできること
溝口千恵子((株)高齢者住環境研究所))
■在宅介護に欠かせない住環境整備
・住環境は介護の質と量を左右する
・高齢者の心のバリアを取り去る効果が期待できる
■住宅改修制度を活用する前に
・生活を改善する手段
・住まい方のチェック
・家具の配置換え
・福祉用具の活用
・住宅改修(福祉用具との連携を視野に)
■住宅改修制度の活用
・住み慣れた環境の維持
・生活習慣への配慮
・本人・家族・支援者が環境整備のイメージを共有
・環境整備の効果を実感することから
■改修業者の決定前に
・ケアマネジャーへの相談
・要介護高齢者の住宅改修に実績を持つ業者の選定
【主催】
・バリアフリー住宅設計実務者ネット「高齢社会の住まいをつくる会」
(吉田紗栄子代表)
問い合わせ先:TEL/FAX 03-5354-8662
・福祉住環境を考える NPO法人 てこネット
(理事長・中村陽子)http://www.globetown.net/~teconet/
問い合わせ先:090-1428-1611(渡辺)
【後援】
・杉並区 /・福祉住環境コーディネーター協会 |