対象者は、クモ膜下出血によって病院で右片マヒが残ったまま自宅へ戻ったが、若い時に建てた住宅はバリアが多く、ネガティブな生活を余儀なくされた。若い時から活動的な生活を送っていたので、たとえつたい歩き、車椅子利用生活になってもなるべく自立した生活を送るために古い家を解体して新築することになった。また、近所に一人住まいしている長女(独身)が必要な時、必要な介助を提供したいことから階層別同居をすることになった。南側の隣地に建物があるために、1階は日当りが悪く、日中家にいることが多い両親が住む階は2階に設けた。 |